このブログの内容が難しい方へ

もし、内容が難しくて理解出来ない場合には、Cプログラミング入門以前などのプログラミングを始める前に知っておくと良い事が書いてある本を読んでから、その後にやさしいC 第3版 [やさしいシリーズ]などのC言語というプログラミング言語の入門書を読むことをお勧めします。また、MIDIの知識がない人は、コンプリートMIDIブックなどがお勧めです。そこまで理解できれば、KSP特有の作法は、このブログを参考にすれば大丈夫だと思います。

2011年8月27日土曜日

変数

変数とは、既にプログラミングをやっている人には当たり前のものなのですが、未経験の人にとっては、(とても小さな)最初の難関です。

プログラムを書く際に、「ある値を一時的に保存して、別の箇所でその値を使いたい。だけど、その値は、時と場合によって変化する。」という事がとてもとてもよくあります。そこで、変数が登場します。変数とは、一時的に値を保存する箱のようなものです。変数を使う場合には、それぞれの箱を区別できるように、一意な名前を付けます。そして、どのようなタイプの値を保存するかによって、型を指定します。

Kontaktに用意されている変数の型のうち、もっとも基本になるのは、int型です。int型とは整数のことです。

また、Kontaktで変数を使用する場合には、init callbackで、変数を宣言しなければなりません。変数の宣言とは、「このプログラムでは、これらの変数を使用しますよ」と、型と名前を予め指定しておくことです。例えば、int型のInstrumentという名前の変数を宣言する場合は以下のように記述します。


on init
    declare $Instrument
end on


これで、int型のInstrumentという変数を使う準備が出来ました。

変数に値を代入するには、「$変数名 := 値」というように記述します。int型のInstrumentという変数に値1024を代入するには、「$Instrument := 1024」となるわけです。

では、以下のコートを見てください。



on init
    declare $Instrument
end on

on note
    $Instrument := 1024
    message("No." & $Instrument & "!")
end on


このプログラムでは、init callbackにて、int型のInstrumentという変数を宣言し、note callbackにて、変数Instrumentに1024を代入し、messageコマンドで、テキストと変数を表示します。

messageコマンドとは、変数やテキストをKontaktのステータスライン(Kontaktの画面の左下です)に表示します。messageコマンドは、message(ここにテキストか変数を記述する)というように使います。テキストの場合は、"Hello World!"のように、"でテキストを囲います。変数は"で囲わずにそのまま記述します。テキストと変数を組み合わせて表示したい場合には、&でテキストと変数を接続します。

ちなみにnote callbackとは、ノート・オン・メッセージを受信する度に実行されるコールバックです。つまり、このプログラムでは、接続されたMIDIキーボードなどを押すと、Kontaktのステータスラインに「No.1024!」と表示されるわけです。

ここまで理解できれば、変数の基本的な使い方は理解できたと言って良いと思います。次回は、他の変数の型についても学んでいきましょう。

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